火曜日, 11月 12, 2024

労働環境での違い

医歯薬の分野でも、労働環境はだいぶ違います。
とりわけ医師や看護師が不足していると言われる医療分野では、特に病院勤務だと残業ありきで仕事をしなくてはなりません。
しかも、サービス残業が当たり前です。
医師も看護師も普通に見れば収入は高いのですが、それ相応、もしくはそれ以上に働いているのが現状です。
しかしこれは病院勤務の場合なので、クリニックや一般企業など病院以外で働いている人と比べるとまた違ってきます。
クリニックは個人経営が多いので閉まる時間も決まっているし、残業がないところがほとんどです。
あったとしても残業代は支払われます。これは開業医が多い歯科医も同じです。
企業に勤める医師や看護師も、その企業の終業時間が来れば仕事も終わりなので残業は発生しないし、これもまた残業したとしてもその分の残業代は支払われます。ですので、近年では病院以外で働く医師や看護師も増えたし、希望も増えています。
また薬剤師は女性が多い職業でもあるので、特に子どもがいる女性でも働きやすい職場が多いです。時短勤務制度やパートで働けたり、残業も絶対ないところなど条件は病院で働くよりずっといいでしょう。
このように、病院で働く医師や看護師の取り巻く現状はとても厳しいものがあります。今の医療を支えているのはこうした現場の人達が頑張っているからなのです。実際仕事が給料と見合わないと辞めていく人たちもいるのですから、労働環境の改善は必須であると考えられます。